破壊的イノベーションは、ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)のクレイトン・クリステンセン教授が提唱した理論でです。革新的なアイデアや新しい価値基準によって、根本から既存の市場構造を覆し、変化させるイノベーションを指します。従来の常識を壊すような製品を市場に投入することで起こり得ると考えられています。この記事では、最近日常生活のなかで「破壊的イノベーションだな」とふと思ったときのことを取り上げたいと思います。
教科書で破壊的イノベーションを説明するときによく例に挙げられるのは『フォード』や『Apple』です。
フォードは言わずと知れた自動車メーカーで、自動車がまだ一部の富裕層のみが所有できる高額商品であった時代に、「一般所得層でも所有できる自動車を開発・販売しました。自動車の大衆化によってモータリゼーション(自動車化)が進み、その後の消費者の生活や都市の構造を大きく変えました。
AppleのiPhoneはもはや説明不要かもしれません。このスマートフォンは日本のガラケーを叩き潰すだけではなく、新聞や書籍などの紙媒体メディア、音楽やカメラ、PCなど各業界を破壊しつくし、そして人々のライフスタイルを激変させました。このように時には直接的な競合製品だけではなく関連業界の構造すらも大きく変えてしまう例もあります。
ここからが本題で最近僕が衝撃を受けた破壊的イノベーションは『英会話アプリ』です。最近TOEFLの勉強を始めたのですが、そもそもSpeakingが全然出来ないので英会話の練習から始めようと思い英会話アプリを利用し始めました。これが中々衝撃的で、むかし通っていた英会話教室の週1回レッスンと同じ費用で24時間いつでも好きな時間に何時間でも英会話が出来るレッスン無制限制なのです。テキストも100種類以上あり日常会話からTOEICやTOEFLなどの勉強用まで幅広く取り揃えられていました。
アメリカ・イギリスなどのネイティブスピーカーや、フィリピン・セルビアなど世界130ヵ国以上の講師が在籍していました。通う形式の英会話教室に比べれば講師の質はそこまで担保されていないのかもしれません。ただ、僕みたいに誰かに向かって話す練習が出来れば良いという初心者レベルであれば質もそんなに気になりませんでした。
これが今後普及してくれば通う形式の英会話教室は中々厳しい戦いになるのではないでしょうか。まさにビジネスモデルを大きく変える存在だと言う風に感じました。
以上、完全に雑談的なノリのお話しでした(笑)