中小企業診断士の試験、マーケティング、動画制作、地域の魅力について記録を残しています

ChatGPTに衝撃を受けたWebマーケター&中小企業診断士の話

僕は普段広告代理店でWebマーケティングに携わっているのですが、この業界にいるとChatGPTのインパクトを感じることが多々あります。たとえば広告文のテキスト。訴求したい条件を設定してChatGPTに質問をすれば、本当にそれっぽい広告文を提案してくれます。多少手直しが必要なところもありますが訴求のアイディアが出ないときに利用したり、ベースを作って貰いそこから手直しをすることで工数を削減できます。

以下はChatGPTに自動生成させた広告文の一例です。

ChatGPTの広告文作成例(中小企業診断士)

かなりそれっぽい広告文になっていると思いませんか?

自動生成は広告文などのテキストだけではありません。最近アメリカでは動画・画像などのクリエイティブやランディングページなども自動生成が進んでいます。トライアルでいくつか使ってみましたが今のところ実用に耐えうるレベルではありませんでした。しかし、あと1,2年もすれば成果を得られるクリエイティブが自動生成できるようになると思います。おまけにAIが本物っぽい人間の映像を生成する技術もかなり向上してきているので、もしかしたら俳優さんや役者さんにも影響を与えるかもしれません。

当面の間はChatGPTなどの自動生成技術をいかに生かすかによって競争優位を作るかの戦いになると思います。しかし中期的に見れば僕も含めて現場レベルで戦っているマーケティング屋さん、もっと具体的に言えばWeb広告運用者さん、クリエイターさん、コーダーさんは他の業界よりも一足早くAIの波に飲まれて失業・廃業が増えるシナリオも考えられます。

かといって上流の工程にいけば良いのかというとそれも雲行きが怪しい。このままChatGPTが成長を続けていったら普通に一流の経営コンサル顔負けの提案をするようになりそうです。

たとば、現在時点でも以下の質問に対してChatGPTはこのように回答します。

人口10万人、平均年齢50歳の島で喫茶店を営んでいます。しかし現在売上が厳しく困っています。売上を上げるための経営戦略を提案してください。

島で喫茶店を営んでいる場合、競合他社が少なく、地域住民との信頼関係を築くことが重要です。以下は、喫茶店の売上を上げるための経営戦略の提案です。

  1. メニューの見直し:島の地域性や観光客の嗜好に合わせたメニューを提供しましょう。また、季節限定のメニューも用意することで、リピーターを増やすことができます。
  2. 地域イベントへの参加:地域住民が集まるイベントに参加し、自店のコーヒーやスイーツを販売することで、店舗の知名度を高めましょう。また、地元の農家や漁師と提携し、地元産の食材を使ったメニューを提供することで、地域貢献にもつながります。
  3. オンラインマーケティングの活用:島の観光客や地域住民に向けて、SNSやウェブサイトを活用した情報発信を行いましょう。オンライン予約システムの導入や、ポイントカードの配布など、顧客の利便性を高める施策を行うことで、顧客満足度を向上させることができます。
  4. インテリアの改善:店内の雰囲気を改善することで、より快適な空間を提供しましょう。島らしいインテリアや、地元アーティストの作品を展示することで、顧客に島の文化や魅力を伝えることができます。

以上の施策を組み合わせることで、喫茶店の売上を上げることができます。ただし、何よりも大切なのは、地域住民との信頼関係を築くことです。顧客の声に真摯に対応し、地域貢献につながる施策を行うことで、地域住民からの支持を得ることができます。

質問自体が抽象的なので回答もテンプレート的な感じになってしまいましたが、質問の前提条件を具体的に固めれば固める程より正確な回答を得られるようになるのではないかと思います。すごいですね。経営支援すらChatGPTがしてくれるわけです。あれ、こうなると中小企業診断士も将来的には立場が危うくなる可能性も捨てきれません……。

Webマーケターとしても中小企業診断士としてもAIに代替されたら僕は何していけば良いのでしょうか?

選択肢の1つとしてはコマンドプロンプト。いまのところ欲しい情報を正確な形で引っ張りだすには、質問の仕方を工夫しなければいけないことが少なくありません。そのため、こういう情報を得るときにはこういう風にコマンドを入力すれば良いというコマンドプロントの技術は必要とされそうです。

でも、これだけ技術が発展していると将来的にはそれすら不要になるかもしれませんね。僕に出来ることはAIが格安で正確に超スピードでやってくれる。

この事実に対して絶望するのか?と問われたら僕はそうでもありません。元々お金を稼ぐことよりも、貧乏でもやりたいことをやることに人生の重きを置いています。今の職やスキルは陳腐化するかもしれません。しかし「こういうことが出来たら良いな」という目的を形にしてくれる最高のツールを手に入れられるということにワクワクします。

まさに今シンギュラリティの境目の時代です。これから世界に大変革が起こりえるかもしれません。今後世界がどうなっていくか楽しみですね! それはそれとして、中小企業診断士になった以上は中小企業診断士としての役目もしっかり果たしていけるよう日々精進したいと思います。