中小企業診断士として経済産業省登録されて1年が経過しました。まったく業界のことを知らず知り合いは1人も居ない。そんな右も左も分からない状態でドタバタする毎日。今も試行錯誤しているのは変わらずなのですが、区切りが良いのでこの1年の活動を振り返ってみたいと思います。
目次
中小企業診断士活動1年間の履歴
まず最初に新人向けのシンポジウムに参加し研究会のお話を聞きました。その後、気になる研究会にかたっぱしから見学へ行き、いくつかの研究会に入りました。いまは活動に参加する研究会を絞っています。
研究会に参加するなかで、師匠的な先生に出会い毎週開催している勉強会に参加させて貰えるようになりました。診断士としてのイロハ、事業プラニングの方法論など色々なことを教えて頂けるだけではなく、勉強会のグループとして某業界のマネージャー・リーダークラスを対象とした研修を企画・実施するなどの経験を積ませて頂きました。僕は研修の事務局を担当しました。
協会の部活動、協会管轄の公益プロジェクトなどにも参加しました。公益プロジェクトではセミナーのコンテンツ開発などをしました。グループ活動でしたが僕の周りは経験豊富な先輩診断士がたくさん居たので様々なことを勉強させて頂きました。協会の部活動に関しては会報記事をいくつか記名記事で書き実績を作らせて頂きました。
さまざまな活動に参加するなかで補助金支援をする経験も出来ました、事業再構築補助金、ものづくり補助金を1件ずつ担当し、いずれも補助金採択されてハッピー!報酬も貰えてハッピー!となりました。
しばらくして卒業大学のOBが集まる診断士グループがあることを知り、その活動に参加してみたりもしました。気が付けば幹事となりましたがあまり貢献出来ていないのでこれから頑張りたいと思います。
中小企業診断士活動1年を通して得たこと
診断士活動を通して得られたことは以下の3つがあります。
補助金支援の成功報酬が最も大きい収入でした。他にも研究会主催の研修で事務局を担当した報酬、協会活動での報酬などを頂きました。僕は企業内診断士なので、お金にはそんなに困っていないのですがやっぱり収入を得られると嬉しくなりますしもっと頑張ろうという気にもなります。ただ、やっぱり報酬金額よりも面白いことを経験できるかどうかの方が僕にとっては大事なので、今後も色々な経験を積めると良いなと思っています。
知識に関しては元々のベースが低いので現時点でも大したレベルにはなっていないのですが(苦笑)、一応少しは知識が増えたと感じる場面もいくつかありました。牛歩ではありますが少しずつレベルアップしていきたいと思います…!
知識よりもやはり知り合いが増えたことが大きいですね。研究会や部活動を通して単に名前を知っているというだけではなく色々なことを相談できる方が出来ました。会社外にコミュニティがあると色々な人から色々な視点で話を聞けて良いなって思う事も多々あり、これが中小企業診断士になった一番のメリットだと僕は思っています。
いろいろな活動に一生懸命参加していると、見てくれている人は見てくれており活動の幅を拡げるチャンスを頂けました。協会では執行役員、研究会および大学診断士会では幹事に任命頂きました。まだ任命されたばかりで大した成果を残せていないので2年目は少しでもそれぞれの組織に貢献できるように頑張っていきたいと感がています。
今後のこと
1年目後半は目立った活動が出来ていませんでした。2年目は色々活動の幅も増えて行きそうなので、しっかり与えられた役割をこなしていきつつ自分のレベルアップにも繋げていければと考えています。また2年目が終わったら振り返り記事を書こうと思います。