こんにちは!グシオです。
先日Googleサーチコンソールの導入方法を解説する記事を投稿しました。GoogleサーチコンソールはGoogleアナリティクスと連携することができます。
サーチコンソールではホームページに検索流入で訪れるユーザーのことを、Googleアナリティクスではホームページに訪れたユーザーのことを分析できるので、Webマーケティングやカスタマージャーニーを考えるうえでこの2つのツールはとても相性が良いです。
2022年9月現在、Googleアナリティクスには従来の「ユニバーサルアナリティクス(UA)」と新型の「アナリティクス4(GA4)」があります。ユニバーサルアナリティクスは2023年7月にサービス終了となるため、新型のGA4に慣れる必要があります。
そのため、この記事ではGoogleサーチコンソールと新型のGoogleアナリティクス(GA4)の連携方法を解説します。
関連記事:『SEOの基本!WordPressでGoogleサーチコンソールを設定する方法と3つの特徴を解説』
目次
Googleアナリティクスとサーチコンソールを連携する方法
事前に用意するものとして以下が挙げられます。
- Googleアナリティクス4(GA4) ※編集者以上の権限保有
- Googleサーチコンソール ※所有者確認済のもの
まずはGA4にログインします。
左下にある「管理」をクリックし、「Search Consoleのリンク」をクリックします。
右側にある「リンク」をクリックします。
「アカウントを選択」をクリックします。連携できるGoogleサーチコンソール候補が表示されますので、連携したいサーチコンソールを選択します。
連携したら「次へ」をクリックします。
右側のペンマークをクリックして連携したいウェブストリームを選択し、「次へ」をクリックします。
Googleアナリティクス4のウェブストリームとは、Webサイトからアクセス情報を収集するときに使うデータストリームです。ウェブストリームは複数作成することもできますが、基本的には1つだけ作成します。ブログ・サービスサイト・企業サイトのように、複数の関連サイトがあるときも、1つのウェブデータストリームを全サイトで共有します。
「送信」をクリックします。
これでGA4とサーチコンソールの連携が完了です。
Googleサーチコンソールでは、過去 16 か月間のデータが保持されます。そのため、アナリティクスのレポートにも、最大 16 か月分のデータが表示されます。
ウェブストリームは、1つのサーチコンソールのみリンクできます。他のサーチコンソールがリンクされている場合は、追加や上書きリンクができないため一度既存のリンクを削除してから再度連携作業を行う必要があります。
Googleアナリティクスとサーチコンソールを連携するメリット
以下2つのレポートがGoogleアナリティクスで見れるようになります。
検索クエリと、リンクされた Search Console プロパティに関連する Search Console 指標が表示されます。Search Console のディメンションごとにデータの詳細を確認できます(アナリティクスのディメンションごとに確認することはできません)。データは Search Console でも確認することが可能です。
ランディング ページと、関連する Search Console およびアナリティクスの指標が表示されます。国やデバイスのディメンションごとにデータの詳細を確認できます。
GA4で検索クエリとGoogle検索トラフィックのデータを見る方法
左のメニューの「レポート」を選択し、画面下にある「ライブラリ」をクリックします。
検索クエリを表示したいコレクションの「コレクションを編集」をクリックします。指定するコレクションは任意選択ですが、今回は「ライフサイクル」に検索クエリを追加します。
右側にある「Googleオーガニック検索レポート」と「クエリ」を左側の「集客」のところにドラッグして追加し、「保存」します。
レポートメニューの「ライフサイクル」→「集客」に「クエリ」と「Googleオーガニック検索レポート」が追加されていることを確認します。これらを選択するとそれぞれのデータを確認できます。
上図のようなレポートがみれます。
まとめ
ホームページを見つけて貰うためにGoogleサーチコンソールはとても有益なツールであり、ホームページを分析するためにGoogleアナリティクスはとても役に立つツールです。
この2つ連携することでWebマーケティングをより円滑に実施できます。皆さんも機会があればぜひ利用してみてください。
何かお困りのことがございましたらお気軽にご質問ください。Webマーケティングに関するお仕事のご相談も大歓迎です!