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【2022年最新】ホームページの分析・改善に使えるオススメ無料ツール

ホームページの分析に使える無料ツール

こんにちは!グシオです。みなさんはホームページを活用していますか?

ホームページをきちんと運用することで自社や自分のことを多くの人に正しく伝えられるだけではなく販売促進や人材採用などでも良い効果を得られます。しかし、こう思う方もいらっしゃるかもしれません。

グ〇オ
グ〇オ

とんでもない。手間暇とお金をかけてホームページを作ったのに全然効果が出なくてガッカリしたよ


あえてストレートに言います。ホームページを作っただけで効果がでないのは当たりまえのことなのです。基本的にホームページはコンセプトを固めてガチガチに設計して立ち上げても、いきなり最適解の状態で仕上っていることはほとんどありません。

ドメイン(ホームページのURL)を新規取得した場合、ドメインのSEO評価が低いので検索結果に上位表示されず見て貰う機会も作りにくい状態です。つまりただ作っただけでは意味がなく、運用しながら少しずつ改善を進めて育てていく必要があるものなのです。

ホームページを育てるうえで分析と改善は欠かせません。この記事ではホームページの分析・改善に使える無料ツールを紹介します。みなさんもホームページをきちんと運用して素晴らしいものに育てていきましょう!

ホームページの作り方に関しては以下の記事をご参照ください。

ホームページ運用に関する2つの取り組み

ホームページの運用は大きく分けて2つの取り組みがあります。

①ブログ機能などで情報を発信する

②目的を達成するのに適したページレイアウトや導線を作る

①はイメージがつきやすいですね。情報を多く発信すればそれだけ視聴者にホームページを知って貰うキッカケが増えやすくなります。

SEOを意識した記事を書きましょうという情報も出てきます。たしかに僕が本業でオウンドメディアのコンテンツ記事を書くときは検索ボリュームを確認して複合キーワードを設定したのちに記事を書きますが基本的に皆さんはそんなことをする必要はありません。

SEO(Search Engine Optimization / 検索エンジン最適化)を意識せずとも、目的を明確にして丁寧に伝えれば良いのです。最初のうちは全く成果が出なくてイヤになるときもありますが、それでも我慢して積み重ねていくと少しずつ目に見えて効果が出るようになります。

実際このホームページもオープンした初週は自分のアクセスを除いて10PVもいきませんでしたが、13記事投稿した現在は1週間で200PVを超えるようになりました。


②の取り組みはやや疎かになりがちですね。ホームページの運用目的は、サービスのお問い合わせを増やす、求人応募を増やす、ユーザーに沢山ページを見てもらうなど様々かと思います。

しかし、どのような運用目的であってもページレイアウトやユーザー導線を考えるうえでホームページを分析して改善していくことが必要不可欠です。

分析と改善に使える無料ツール


分析と改善のために僕がよく使う無料ツールとツールで出来ることを図表にまとめました。

Google Tag Manager

Google Tag Manager公式

Google Tag Managerは解析タグや広告タグなどを一元管理できるツールで作業の効率化に役立ちます。分析ツールのタグ管理と変更時のアップデートがラクになります。分析ツールのタグを新規に埋め込んだり、変更したい場合、毎回ホームページのHTMLコードを書き替えて更新する必要がありますが、Google Tag Managerを利用すればツール上で変更や更新が可能になるためHTMLコードを変更する手間が不要になります

参考:『Google Tag Manager(タグマネージャー)の詳しい解説はこちら

Googleアナリティクス

Googleアナリティクス公式サイト

Googleアナリティクスは多くの方にとって馴染みのあるツールかもしれませんね。ホームページのどのページがどれだけ読まれているのか、どんなユーザーがホームページを見ているのかが分かります。ユーザー属性は性別や居住地、年齢などが分かります。また、ホームページの流入経路も確認できます。現在Googleアナリティクスユニバーサル(UA)を使われている場合、2023年7月1日以降サービス終了になりますので注意が必要です。新仕様のGoogleアナリティクス4(GA4)への切り替えを進めましょう

Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソール公式サイト

Googleサーチコンソールは、ユーザーがホームページにアクセスした際に、どのような検索キーワードを使ったのかなどが分かります。また、Google検索エンジン上での問題点が分かるので、問題を修正することでSEO対策にもなります。ただ、何より一番大事なのはクロール用にサイトマップや個別 URL を送信できることです。これによってGoogle 検索結果に各ページが認識されるようになります

参考:『SEOの基本!WordPressでGoogleサーチコンソールを設定する方法と3つの特徴を解説

Googleオプティマイズ

Googleオプティマイズ公式サイト

Googleオプティマイズは馴染みがあまりない方も多いかもしれません。しかし、ホームページを検証するうえで非常に便利なツールです。Googleオプティマイズはよりユーザーに好まれるページのABテストがプログラミングコードを書くことなくできます。たとえばバナーAとバナーBをランダムに表示して、どちらが購買に繋がったか簡単にテストしてデータを取得できます

参考:『ホームページの改善に必須!Googleオプティマイズの設定方法と3つの特徴

PageSpeed Insights

PageSpeed Insights公式サイト

PageSpeed Insightsはウェブページの読み込み時間を確認できるツールです。読み込み速度が遅い場合、何が原因なのかも確認できます。ページの読み込み速度はユーザビリティにおいてもSEOにおいても非常に重要なので、このツールでデータを確認し改善しましょう。

関連記事:『無料ツール「PageSpeed Insights」でWordPressホームページを改善しSEO対策する方法

ヒートマップツール(Clarity)

Clarity公式サイト

ヒートマップは、ユーザーのマウスの動きを分析し、ユーザーがどこに注目していたのかを可視化できるツールです。ユーザーがより注目した箇所は赤く表示されます。ユーザーがあまり見ていない箇所はテキストや画像を変えてみよう等といった検討ができます。ヒートマップはMicrosoft社が提供している「Clarity」をオススメします。無料でありながら有料ツールにまったく劣らない性能を誇ります。

Clarityの使い方解説記事はこちら

まとめ

データを計測し、分析と改善を繰り返すことが大切です。これ以外にも便利なツールは多くありますが基本的には今回紹介したツールがあれば十分な運用が出来ると思います。しかし、今回はツールの概要を紹介しただけなので実際の使い方はあまりピンと来なかったと思いますので今後各ツールの使い方を解説したいと思います!

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