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ユニークな ふるさと納税の返礼品まとめ10選【2022年最新】

ユニークな ふるさと納税の返礼品まとめ10選

こんにちは!グシオです。

そろそろ今年も終わりに近づいてきましたね。皆さんはふるさと納税をやっていますか?

地域活性化や地方創生のためにふるさと納税の財源が使われることも多くあるので応援したい地域に納税したり返礼品目当てで納税したり人それぞれの楽しみ方があると思います。この記事ではユニークなふるさと納税の返礼品を紹介します。ふるざと納税の返礼品を何にするかは地方自治体のマーケティング戦略の1つです。どういうプロセスで返礼品を選んだのか思考をトレースするのも面白いと思います。。

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1.NFTアート (大阪府泉佐野市)

引用:『読売新聞「ふるさと納税、返礼品にデジタルアート…NFTで本物証明、転売のリスクも」

ふるさと納税の返礼品として、NFTアート作品が見られるようになりました。大阪府泉佐野市はイラストレーター「Ame-chan」のアートをNFT化し、ふるさと納税の返礼品として出しました。

ふるさと納税は特産品が豊富な自治体に注目が集まりやすいですが、NFTアートなら特産品が限られる自治体でも制作が可能なところがポイントです。

2.キャンピングサウナバス (北海道上川郡当麻町)

北海道上川郡当麻町はキャンピングサウナバスの1日レンタル権を ふるさと納税の返礼品にしました。テレビ番組「ナニコレ珍百景」でも紹介されたこともあります。

キャンピングカーのサウナ室内は、本格的なストーブが備えられ、温度は80度で気持ちよく汗をかける空間です。
これ一台で、冬は雪山、夏は川沿い、好きな場所で景色でサウナを楽しむことができます。

キャンピングカーの販売ではなく、レンタル権にすることで実際に地域に訪れてもらい地域の良さを堪能してもらうこともできます。ユニークな地域活性化施策と言えるでしょう。

3.1日駅長体験 (長崎県島原市)

引用:『ふるさとチョイス

島原鉄道で1日駅長体験が出来る返礼品です。

正面に島原城を見ることのできる島原駅で、列車出発時の合図や改札で切符に鋏を入れる体験ができます。また、普段は見ることのできない運行指令所の見学もできます。小さなお子様も体験できるとのことで家族でいけば良い思い出になる返礼品ですね。

こちらも北海道上川郡当麻町と同じく現地体験系の返礼品なので、地域に訪れて貰うことで地域の良さを知って貰える効果を期待できます。

4.防災核シェルター (茨城県結城市)

引用:『ふるさとチョイス

茨城県結城市では防災核シェルターを返礼品として出しています。

乗用車1台分のスペースで設置可能で有事の際は放射性物質やサリン、ウイルス兵器、火山灰など危険な外気を特殊フィルターでろ過し、安全な空気だけを室内に取り込みながら、同時に室内の空気圧を一定に高め危険な外気の室内侵入を完全に防ぐとのこと。

地震や火山の噴火も懸念され、海外の世情も不安定な世の中ですから備えあれば憂いなしかもですが、寄付金額が中々に大きいのでお金持ちじゃないと厳しいですね…!

5.一日城主体験 (兵庫県姫路市)

引用:『神戸新聞「ふるさと納税3千万円で…返礼品は姫路城の「一日城主」 ヘリで送迎「永久入城権」も」

天下の姫路城の一日城主体験が出来るのは兵庫県姫路市です。

閉城後の城を貸し切りにして非公開エリアなどを巡るほか、ヘリやハイヤーによる送迎もあります。いつでも無料で見学できる「永久入城権」もセットになっています。

宿泊はホテル日航姫路(姫路市南駅前町)のスイートルーム。夕食は城を正面に望む最上階のバーラウンジを貸し切りにし、地元食材を使った料理を楽しめます。城主の証しとして、寄付者の肖像画も贈るとのことです。

なんとも至れり尽くせりですが寄付金は3,000万円以上。すごい金額ですが、なんと納税者がいたとか。高額納税者にターゲットを絞った世界遺産を持つ姫路市ならではの返礼品ですね。

6.妖怪画家による妖怪風似顔絵 (香川県土庄町)

引用:『ふるさとプレミアム

香川県土庄町には妖怪画家 柳生忠平氏による妖怪風似顔絵がふるさと納税の返礼品としてあります。 柳生忠平氏は近年はイタリアや台湾でも展覧会を開催したり、フランスのアーティストインレジデンスに招聘され、参加するなどしている。

友達へのプレゼントに良いかもしれませんね。

7.彦根カロム (滋賀県彦根市)

引用:『ふるさいとチョイス

滋賀県民ならだれでも知っているけれど、滋賀県民以外にはほとんど知られていないカロムというゲームがあります。カロムは、おはじきとビリヤードを掛け合わせたゲームです。。

四隅に穴が空いている大きなボードの上で、自分の駒をおはじきのように飛ばし、ビリヤードのように隅の穴にいかに早く駒を落とせるかを競います。駒を飛ばす方法としては、一本指の力を使っていれば他に制約がないので、さまざまな飛ばし方があるそうです。

滋賀県のご当地ゲームをご家族で遊んでみてはいかがでしょうか。

8.生きているオオグソクムシ (高知県室戸市)

引用:『ふるさとチョイス

高知県室戸市は生きているオオグソクムシ3匹を返礼品としています。誰得?な感じもしますがペットとして育てるも良し、食べてみるも良しですね。皆さんならどうしますか?笑

9.オホーツク海の漂流 (北海道紋別市)

引用:『ふるさとチョイス

紋別市は、オホーツク海沿岸のほぼ中央に位置し、漁業・農業・林業・水産加工業を基幹産業とした人口約2万3000人のまちです。紋別市と言えば流氷が有名で北海道遺産に登録されています。この流氷をふるさと納税の返礼品としています。カキ氷に使ってみるのも良いかもしれませんね。(お腹を壊しても責任は負いかねます)

10. オリジナル音頭作成 (大阪府牧方市)

出典:『Yahoo!ニュース

大阪府牧方市では「オリジナル交野節」を作成・歌唱しそのCDを送ってくれるとのことです。ユニークな返礼品としてYahoo!ニュースなどでも取り上げられていました。

社史や家族の歴史などを歌ってみてもらっても面白いかもしれません。

まとめ

ふるさと納税の返礼品は見ているだけでも楽しいですよね。楽しめるだけではなく、多くの人にとって金銭的にもメリットがあり、地域活性化にも貢献できるのですから面白い制度だと思います。

地域活性化の財源を確保するために各自治体は、マーケティングの観点から ふるさと納税の商品設計を強化することが今後より一層大切になっていくかもしれません。